孫市の街まちづくり
和歌山市駅前【孫市の街】のまちづくりと雑賀衆の取り組みを紹介して行きます
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雑賀孫市は和歌山の宝。
社会経済研究所 研究所報「21世紀WAKAYAMA」VOL.50に掲載された寄稿文を紹介します。

      ◇      ◇      ◇      ◇

雑賀孫市は和歌山の宝。
~手作りで再現!"魅力ある雑賀衆の地・和歌山市"実現へ~


はじめに

「雑賀孫市で街おこしを!」と取り組み始めて丸3年になります。
この間、年1回開催されている市駅地区のお祭り市駅夏まつりもすっかり
『孫市の街!市駅夏まつり』として定着しました。春も時代祭り『孫市まつり』
を2回開催しました。和歌山市駅周辺が雑賀衆の本拠の街であり、和歌山市
が雑賀孫市と雑賀衆の街であることが、少しずつ認知されつつあります。

雑賀衆の姿を再現しようと始めた手作りの甲冑姿は、2004年8月紀州ぶんだら
踊りや『孫市の街!市駅夏まつり』に初登場しました。たった一領しかなかった
甲冑の数も一年後に10領になり『孫市まつり』はじめ雑賀衆ゆかりの地などで
活躍しています。また依頼があればお年寄りを激励に老人ホームを訪問したり、
難病で苦しむ子供たちを励ますリゾートキャンプに出演したりしてきました。
全国各地の時代祭りにも参加してきました。時代祭り開催のために、体験的に
参加してスタッフにも話を聞きました。甲冑を通じて活性化を行う横のつながりを
強める意味もありました。

その都度、雑賀孫市と雑賀衆が、自分たちの街が誇れる和歌山の宝だという
ことを訴えてきました。戦国時代に紀州を中心に活躍した雑賀衆への興味は、
少しずつではありますが増加し、より身近に感じてもらっている嬉しい反応が
届いています。



孫市になるんや!

この取り組みを本格化させるために孫市の会が、今年1月末に正式に設立され
ました。会員数も設立当初の個人会員30名から現在66名8団体の市民団体と
なりました。

孫市の会は、戦国の鉄砲大将「雑賀孫市」を目玉にして和歌山を元気しようと
活動しています。春の時代祭り『孫市まつり』の開催をはじめ『孫市の街!市駅
夏まつり』の「よみがえれ雑賀衆!」の部分での応援や雑賀衆ゆかりの地ウォー
キングの実施など雑賀孫市をより身近に感じてもらえるように取り組んでいます。

イベント以外での雑賀孫市で和歌山を元気にする活動の具体化として、手作りの
雑賀衆甲冑を増やそうと取り組んでいます。主催する『孫市まつり』において可能
な限りスタッフが、甲冑に身を包み、雑賀衆甲冑姿あふれる祭りにしようとしてい
ます。

これは、誰もが戦国時代に活躍した雑賀衆になれるように、現在の我々が祭りを
取り組み、そのスタッフ一人ひとりが雑賀衆の武者に扮し、観客の皆様を鷺森御坊
周辺でにぎわう雑賀荘に居るかのように、当時の雑賀衆の活躍を彷彿させるお祭
りを実現したいのです。

そう・・・一人ひとりが雑賀孫市になれるお祭りを目指しています。



雑賀孫市で街おこし事業

平成18年度わかやま底力・市民提案事業に翌年度事業として孫市の会は、「雑賀
孫市で街おこし事業」を提案しました。7月9日に実施された公開プレゼン形式での
選考の結果、幸運にも一次審査を通過していた参加5団体の中でトップに選ばれま
した。現在、来年度実施に向けて実施内容や予算案をより磨きをかけるため市の担
当課と協議しています。

「雑賀孫市で街おこし事業」は、甲冑製作教室の開催やそれを活かした孫市まつり
の大規模化及び雑賀衆ゆかりの地整備など提案しました。甲冑製作教室は、手作
りの雑賀衆甲冑を増やす第一歩の取り組みです。本格的な手作り甲冑を20領増
やす他、比較的簡単に作製できる畳鎧を多数の親子さんに参加してもらえるように
計画しています。

これは、参加した小学生・中学生をはじめ和歌山市民の皆様に鎧を作りながら「和歌
山にも素晴らしいヒーローが居た!」ことを再発見してもらう。ふるさと和歌山への自信
と誇りを育て小中学生の自主性を育てる取り組みでもあります。工作をする中で自分
たちが育ち生活している和歌山の歴史に改めて目を向けてもらいます。紀州人が、最も
自由闊達に活躍していた時、戦国時代の雑賀衆を知っていただき、新しい観光資源を
発掘しようというものです。

やがて和歌山市への集客増加となり観光振興に寄与し活性化につながる事業となる
と確信しています。まさに「雑賀孫市は和歌山の宝。」を体感していただく取り組みです。

数十の甲冑が揃えば、紀州ぶんだら踊りに孫市の会連を組織して、多くの雑賀衆甲冑
姿はじめ大きな火縄銃や雑賀孫市のねぶたフロートなどを登場させ紀州ぶんだら節を
盛り上げて行くのもいいかも知れません。



雑賀孫市像を市駅前広場に

和歌山市駅周辺が雑賀衆の本拠の街『孫市の街=和歌山市駅前』とやり出してから
一番多く出された意見は、市駅前広場に雑賀孫市像を設置したいという意見でした。
孫市の会では、雑賀衆本拠の街のシンボルとして是非とも雑賀孫市像を実現したいと
考えています。

和歌山市の玄関口である和歌山市駅自体のシンボルとしても考えています。雑賀孫市
像の前で記念撮影したり待ち合わせ場所になったりと駅のシンボルであり孫市の街の
シンボルになります。

さらにもう一つは、雑賀衆ゆかりの地を観光するキーステーションのシンボルとしての
設置です。雑賀孫市像に隣接する場所に雑賀衆ゆかりの地観光案内板の設置も考え
ています。雑賀衆ゆかりの地を観光するキーステーションとして和歌山市駅を位置づけ
れば、和歌山市が雑賀衆の街としてより認知され、全国から観光客の集客にもつながり
ます。

観光は、駅から始まります。駅からあちこちの目的の場所を訪れます。雑賀衆に興味を
持った方が南海和歌山市駅に着く。ここから雑賀衆ゆかりの地を巡ってもらう。ここは、
戦国の鉄砲大将雑賀孫市の街です。すぐ近くに雑賀鉢発祥の地があります。雑賀衆ゆ
かりの地は、本拠だった和歌山市駅周辺及び古戦場跡の秋葉山周辺、太田城の水攻め
周辺とかあります。和歌山市は雑賀衆の街ですよ。こういう内容の案内板とともに雑賀
孫市像の設置を近い将来実現できるように今後も追求していきたいと思います。

“魅力ある雑賀衆の地・和歌山市”実現へ

雑賀衆に興味を持った方は、大変多いです。和歌山県内だけで感じているよりも全国に
目を向ければ以外に多いことに気づきます。和歌山市立博物館寺西貞弘館長が書き下
ろした「雑賀孫市実録伝」を原作としてラジオドラマ「紀州戦国疾風録」が、10月8日WBS
和歌山放送で放送されました。それを録音するために神戸からわざわざ和歌山城まで
来られた方が、いたりします。その後、市立博物館を訪れたそうです。

以前は、司馬遼太郎さん著の「尻啖え孫市」が雑賀孫市に興味を持つ入り口でした。
今では、パソコンやTVゲームのソフトを通じて雑賀孫市に出会い、好きになるようです。
「信長の野望」や「戦国無双」などのゲームをして登場するゲームキャラの孫市を好き
になる。ここを入り口として雑賀孫市に興味を持つ方が大変多いです。

こうした雑賀孫市や雑賀衆に関して和歌山に来て「体感したい」との要望に十分応え
きれていないのが現状です。孫市の会が出来てから雑賀衆関連のイベントが確かに
増えましたが、まだまだ少ないです。またせっかく雑賀衆ゆかりの地を訪ねてもらっても
要望に応えられる整備になっているかと言えば残念ながら十分とは言えません。

「体感したい」との要望に十分応えられる "魅力ある雑賀衆の地・和歌山市"を実現すれ
ば、もっともっと和歌山市を訪れる人々が増えること間違いないでしょう。まずは、手作
りで再現可能な物から再現して『孫市まつり』などをよりイメージ豊かなお祭りにしてい
きたい。そして祭りを作る側も見る側も孫市を感じられるお祭りにしたい。いずれは、雑賀
衆ゆかりの地の整備や再現などを通じて魅力ある雑賀衆の街・和歌山市を実現したい。
そのために今後もさまざまな事業を展開していきたいと考えています。

(財)和歌山社会経済研究所
        研究所報「21世紀WAKAYAMA」VOL.50より(2006.12.4発行)

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